老人保健に関する先駆的事業を募集―厚労省(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は、2010年度の「老人保健健康増進等事業」を募集している。先駆的・試行的で、その効果が今後の施策に反映できる事業が対象。外部の委員を含めた委員会によって評価され、採択されれば、2500万円を上限に補助が行われる。応募期限は5月7日。

 補助対象の団体は都道府県、市町村といった自治体のほか、厚労省所管の法人、厚労相が特に必要と認めた法人。社会福祉法人や医療法人、財団法人、社団法人、特定非営利活動法人なども含まれる。大部分を設備や備品の購入で占める事業や、営利を目的とした事業は対象外となっている。

 補助対象の事業としては具体的に、▽住み慣れた地域で24時間365日、安心・安全に暮らし続けられるための介護サービス等基盤整備に関する調査研究▽介護サービスに従事する人材の資質向上に関する調査研究―など「介護保険制度の適正な運営・周知に寄与する調査研究事業」や、▽介護などを受けながら住み続けられる高齢者の住まいの在り方に関する調査研究▽認知症の人およびその家族に関する効果的な支援に関する調査研究―など「高齢者保健福祉施策の推進に寄与する調査研究事業」が挙げられている。

 このほかテーマを指定した事業として、▽介護保険推進全国サミットにおいて、サービス提供の効率化などの研究成果を公表する▽全国健康福祉祭において健康・生きがいづくりの普及啓発を行う▽介護相談員派遣等事業への理解の促進などを行う▽認知症サポーターを400万人養成するために普及啓発などを行う―の4つを提示している。


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