弁護側、減刑求め結審=性犯罪初の裁判員裁判の二審−仙台高裁(時事通信)

 性犯罪を初めて審理した裁判員裁判で強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われ、一審青森地裁で懲役15年とされた無職田嶋靖広被告(23)の控訴審第1回公判が20日、仙台高裁(志田洋裁判長)であった。控訴した弁護側が減刑を求め、即日結審。判決は2月17日に言い渡される。
 弁護側は、問われたうち、少年時の強盗強姦事件は「強姦前に金銭要求の行為はなく、犯行状況から強盗強姦罪は成立しない」などと減刑を訴え、検察側は「襲いかかる直前に強盗を考えていた」として控訴棄却を求めた。 

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